屋根葺き替え工事のメリット・デメリット
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こんにちは!
株式会社中山コーティング 事務の篠原です(*^^*)
12月ですね!
今年もあっという間に終わりそうです…!
毎年、年明けはうみがめ博物館に行っているのですが、今の時期は難しそうなので今年いっぱい撮影した写真を見ながら行けるようになる時を楽しみに待とうかと思います。
本日は屋根の葺き替え工事・屋根のカバー工事についてお話します!
屋根の葺き替え工事には2種類あります。
既存の屋根材を全て撤去し新しい屋根材を設置する葺き替え工事という方法と既存の屋根材をそのまま上に新しい屋根材を設置するカバー工法という方法です。
屋根材を新しく葺き替え工事することで、どのようなメリット・デメリットがあるでしょうか?
【メリット】
①屋根材の下にあるルーフィングなどの状態を確認。
屋根材の下は家を建ててしまうと見えない箇所です。
屋根の葺き替え工事で既存の屋根材は撤去する場合はルーフィングなどの状態を確認できるので劣化をしていないか確認することができます。
(カバー工法の場合は既存の屋根材の上に設置するので確認ができません。)
②屋根は外気の影響を受けやすい場所のため釘が浮いてきたり屋根材がズレてくることがあります。
屋根材を新しく施工することで新しいの状態になるので釘や屋根材が落ちたり飛んでいくリスクを減らすことができます。
③屋根材の種類によって重い屋根材・軽い屋根材が存在します。
重い屋根材の場合、地震が起きた時に屋根の重さに耐えきれず外壁の躯体が崩れてしまう場合があります。
屋根を新しくし軽い屋根材で施工をすると外壁にかかる負荷が少なくなるため地震の際に倒壊するリスクが減ります。
【デメリット】
①費用が高額になる。
新しい屋根材の施工費や既存の屋根材の撤去費用などが高額になります。
(既存の屋根材にアスベストがはいっている場合は別途費用が必要)
②工期が長くなる。
塗装と比べると屋根の葺き替え工事は工期が長くなります。
屋根葺き替え工事の時は音がするため音が気になるかもしれません。
既存屋根材の上に新しい屋根材を設置するカバー工法にもメリット・デメリットがあります。
【メリット】
①既存の屋根材を撤去しないため、処分費が掛からず葺き替え工事に比べると費用が安くすみます。
②既存の屋根材の上に設置するため工期があまり長くなりません。
【デメリット】
①瓦の屋根や劣化の激しい屋根には施工出来ません。
②既存の屋根材がそのままなので、軽い屋根材を選ばないと屋根の重量が重くなり外壁の躯体を傷めてしまいます。
徳島市津田本町 N様邸では屋根の葺き替え工事を行いました。
既存の屋根材を撤去します。
クレーン車を使用し慎重に降ろしていきます。
既存屋根材 撤去しました。
お客様からの依頼がない限り、既存の屋根材は処分します。
既存屋根材 撤去後です。
木枠を取り外します。
アスファルトルーフィングを取付けます。
ガルバリウム鋼板を搬入します。
ご迷惑にならないよう慎重に作業を行います。
ガルバリウム鋼板取付工事を行います。
屋根棟板金設置後、コーキング作業を行い完了です!