「その塗料、本当に合ってますか?外壁塗装で失敗しないためのポイント」
投稿日: 2026.2.11
前回は塗装工事の「相場」についてお話しさせていただきましたが、今回はその続きとして「塗料選び」についてお話したいと思います。
塗料にはさまざまな種類があり、「どれを選べば良いのかわからない」「何が良くて何がダメなのか判断が難しい」と感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
結論から言えば、塗料選びで一番大切なのは“家の状態に合った塗料”を選ぶことです。
よく聞く塗料の種類とその違い
現在よく耳にする塗料には以下のようなものがあります:
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●ウレタン系塗料
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●シリコン系塗料
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●ラジカル制御型塗料
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●フッ素系塗料
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●無機塗料
これらはそれぞれ特長や耐久性の違いがありますが、実は「○○系塗料だから良い・悪い」と一概には言えないのです。
たとえば、シリコン塗料でも高品質なものもあれば、そうでないものもあります。フッ素塗料やその他塗料でも同じことが言えます。つまり、グレードや種類だけで判断するのは非常に危険です。
塗料の前に大事なのは「下地の状態」
塗料の性能以上に大切なのが、下地の状態に合った処理と施工です。
例えば、外壁がすでにボロボロの状態なのに、いくら高性能な塗料を使っても持ちません。逆に、適切に下地処理を行い、建物に合った塗料を選べば、グレードに関係なく長持ちします。
見積もり時のポイント
見積もりを取る際には、以下の点をチェックしましょう:
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●業者が現地調査で、しっかりと家の状態を確認しているか
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●「この部分が傷んでいるので、こうした方が良い」といった具体的な説明があるか
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●提示された塗料の商品名・メーカー名を調べてみる(ネットで検索可能)
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●疑問点を業者に質問し、納得できる回答が返ってくるか?
情報を自分でも調べて、プロの話を聞く「ハイブリッドな姿勢」が大切です。
お家の将来設計も考慮して選びましょう
「とにかく長く持てばいい」と考える方もいますが、それだけではありません。
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●今後10年住み続ける予定がない
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●売却を考えている
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●次世代に譲る予定がある
こうした計画によって、選ぶべき塗料も変わってきます。たとえば、将来手放す予定であれば、高価な塗料を使う必要はないかもしれません。逆に長期的に住むなら、初期費用が高くても耐久性の高い塗料の方がコスパは良くなります。
最後に:本当に良い施工とは?
お客様自身が「どの塗料がいいか」を見極めるのは非常に難しいです。大切なのは以下の3点:
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1.資格と知識のある業者を選ぶ
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2.家の下地状況を正しく把握し、適切な処理をする
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3.それに合った塗料を選んで施工する
この3つが揃って初めて「良い塗装工事」と言えます。
塗装は決して安い買い物ではありません。だからこそ、情報を集め、家の将来を見据えて計画的に進めていただくことをおすすめします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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