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雨漏りが起こる前にお家のSOS 外壁や屋根を自身で診断し施工か考える。

    投稿日: 2026.2.14

    「屋根と外壁のSOSサイン5つ」についてお話しします。これを放置してしまうと、最悪の場合、雨漏りにつながる可能性があるポイントです。

    ●まず1つ目は、外壁を手で触ったときに白い粉が付く現象です。これは「チョーキング現象」と呼ばれます。ご自宅の外壁を一度触ってみてください。

    この白い粉は、塗膜が紫外線の影響で劣化し、粉状になったものです。これを放置すると、塗膜の防水機能が低下したままになります。現在よく使われている窯業系サイディングは水を吸いやすい性質があり、水を吸って乾燥することを繰り返すうちに、内部の密度が低下して耐久力が落ちてしまいます。

    その結果、外壁の角が欠けたり、表面がボコボコになったり、最悪の場合は反ってしまうこともあります。塗装では補修できない状態になることもあります。さらに、外壁が割れた際の衝撃で裏側の防水シートを傷つけてしまうと、雨漏りにつながる可能性もあります。チョーキングは塗り替え時期のサインです。

    ●2つ目は「クラック」、つまりひび割れです。ひび割れを放置すると、そこから水を吸ってしまいます。特に冬場は注意が必要です。ひび割れから入った水が凍ると体積が増え、さらにひびが広がるリスクがあります。窓まわりなどはひび割れが入りやすい場所ですので、一度確認してみてください。

    ●3つ目は、コケや藻の発生です。北面や日当たりの悪い場所に生えやすいですが、コケは湿気を吸ってその場にとどめてしまいます。湿気がこもることで外壁が傷みやすくなり、劣化が進行します。コケが目立ってきた場合は、塗装やメンテナンスを検討するタイミングです。

    ●4つ目はコーキングです。外壁の継ぎ目や窓まわりに入っているゴム状の防水材で、非常に重要な部分です。塗装は外壁材を守る役割ですが、コーキングは防水そのものを担っています。

    コーキングが切れている状態を放置すると、内部の金具が錆びたり、外壁の張り替えが必要になるなど、大きな工事につながる可能性があります。裏側に防水シートがあればすぐに雨漏りするわけではありませんが、内部の劣化が進行し、結果的に雨漏りへつながるケースもあります。必ずチェックしていただきたいポイントです。

    ●5つ目は屋根です。瓦やスレートが割れていないか、ずれていないかを確認してください。ご自身で屋根に登るのは危険ですので、ハウスメーカーや専門業者に点検を依頼するのがおすすめです。ドローンなどで点検できる場合もあります。

    屋根材が割れたりずれたりすると、下にあるアスファルトルーフィング(防水シート)が劣化しやすくなります。その結果、塗装では対応できず、カバー工事や葺き替え工事が必要になることもあります。早めの確認が重要です。

    以上、屋根と外壁のSOSサイン5つでした。特に冬場は、凍結によってひび割れが進行しやすい時期です。まだ寒い時期で寒暖差で結露が起き傷む事があるので、ご自宅の状態を一度確認してみてはいかがでしょうか。

    SUPERVISOR

    この記事の監修者

    中山 紗央里

    資格
    一級建築士・二級建築士・1級建築施工管理技士・一級塗装技能士・雨漏り鑑定士・ITC サーモグラファー(雨漏り診断)・色彩検定3級・監理技術者 資格証者・オートンイクシードシステム認定施工者・オート化学工業株式会社シーリング講習会修了

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