【ガルバリウム鋼板】とは?外壁・屋根の種類やメリットを建築板金のプロが解説
投稿日: 2026.7.15

【概要】
その辺の塗装屋さんを捕まえて尋ねてみてください。「何か資格持ってるんですか?」せいぜい良いところ、車の免許証持ってるぐらいだと思います。
中山コーティングの塗装専門家コラム。どうもみなさんこんにちは。中山コーティングの井内です。よろしくお願いいたします。
今回は、この毎週土曜日に上げている中山コーティングの塗装専門家コラムの方が、もうすぐ100回に到達するということです。
中山コーティングの方は外装が結構メインですので、今回は、弊社で多い案件で板金について、おさらいをしていきたいと思います。
【よくある板金施工事例】
ベランダです。
既存のサイディングがもうボロボロになってしまったとか、中に水が回ってしまって中の木まで腐ってしまっているというような状態の際に、現在の外壁を取り外して新たに外壁を張り替える。
日本の住宅であれば多く貼られているセメントとかをプレスして作ってあるという、サイディングボードというものが使われることが結構多いのですが、重たくて、10年15年ぐらいでメンテナンスも必要不可欠であり、せっかく張り替えるのであれば、持ちがいい、ガルバリウム鋼板とかの方が弊社としてはおすすめです。
ガルバリウム鋼板は、非常に種類が多いですので、簡単にだけ紹介させていただこうと思います。
【外壁板金紹介・解説(IG工業)】
まず外壁の方からです。
一番メジャーなのがこの「新型ケースパン」というものです。これを、こうガチャンコと組み合わせて横に貼っていくということです。
これ縦貼り専用です。こう縦にラインが入ります。
でも、これちょっとデザイン的に横がいいなと、横のラインの方がかっこいいから横の方がいいですよという場合は、この「ガルステージ シャインJ」とか、この辺もおすすめですし、ケースパンに似た外壁材で中に断熱材が入ってるものもあったりします。
それがこの「ガルスパン」というものです。
このガルスパンの場合だと、こう縦のストライプも入れますし、横にボーダー柄にも入れられるので、非常にデザイン的にもおすすめです。
逆にこれのもっとスパンが細くて、細かいものが良いよという場合とかは、「プリムスパン」というものがあります。
本当にいろんなものを選んでいただけるかなと思います。
次は、似たようなものなのですが、この幅がちょっと広がりました。こっちの方が、若干お値段的に安価です。
重ねて、こういうデザインになります。これ「角波」というものなのです。素材は同じガルバリウム鋼板です。
次です。これはちょっと大きいのですが、「標準スパン」というものです。
デコボコがちょっと目立ちにくいものになってます。
継ぎ目もびっちりで、どうしてもラインは重ね合わせるんで入りますが、さっき紹介したケースパンとかほどデコボコしてないので、結構フラットに見えて、デザイン的にも好き嫌い分かれると思います。
ケースパンがいい人もいますし、僕は結構こっちをおすすめしたりします。こっちの方が割とケースパンより好きだったりします。
次に、こちらです。目壁のスタッコという柄で、色はアイボリーとホワイトです。
ここからは、結構こういうさっきお見せしたサイディングに似たようなデザインのものです。
これが「グラブロッシュ」のイエローベージュというカラーです。
横張りのものになってますので、同じような感じですね。
次も「ピネストーン」のマイルドブラウンというものです。
外壁は以上ですね。
次は、屋根に入っていきます。
【屋根の構造・屋根板金解説】
本来であれば、この野地板があって、防水シートがあって、その上に瓦が来ています。ガルバの場合は、その間に断熱材とかを入れたりするケースが結構多いです。
この断熱フェルトと言ったり、ポリエチレンフォームと言ったりします。
これを入れることによって断熱性能が上がります。
これは縦葺きの工法になってます。
次が、横の場合は「エバールーフ」というものですね。
さっきの縦葺きと横葺きと、どっちが自分は好みかっていうのを選んでいただけたらと思います。
「IGルーフ」というもので、このガルテクトフッ素、ガルテクト、ガルテクトCという感じで、これもまた断熱材が入っていたりとか、あとは表面の塗装がすごく長持ちするものだったりするので、費用はかなり上がるのですが、長持ち基準で考えられる方等は、このガルテクトおすすめとなっております。
最後に、これも屋根のものになります。
「セネター」というものです。
【屋根材セネター(アスファルトシングル)】
メーカーによって名前違うので、セネターとかコロナとかです。
これですね、せっかくなんで出しましょうか。
これは、中が金属になってます。
もうこれだけで、アスファルトシングルと言って、この表面がザラザラしてるタイプのもの。
特徴としては、アスファルトが表面に加工されているので、非常に長持ちかつ軽量。
これ、もうすごく軽いです。
本当に古い瓦を全部取り外してやることもできますし、カバー工法をすると、コロニアルとかカラーベストが乗ってる上からカバーとかもできます。
こういう建築業界っていうのは、割と無資格でもやろうと思ったらできます。
その辺の塗装屋さん捕まえて尋ねてみてください。
「何か資格持ってるんですか?」
せいぜい、良いところ車の免許証持ってるぐらいだと思います。
ではなくて、板金作業をやるにも、国が定めた資格というのがあります。
「建築板金技能士」という資格がありまして、1級からございますので、その資格を持った人じゃないと何かしらの不具合を招いてしまう可能性もあります。
もちろん弊社の方ではですね、1級の板金技能士を抱えております。
【板金施工を無資格者がすると…】
見積もりを見てもらって、同じような板金作業って書いてあっても、1級の方がやるのと、そういう無資格者がやるっていうのは、結構大きな違いが出る場合もあるので、そのあたりをよく業者さんに聞いていただいて、自分の要望をしっかり伝えてもらって、その上で、どういった職人がいるのかっていうのを聞いてもらえたらいいのかなと思います。
今回は100回に向けてのおさらいです。
ガルバリウム鋼板をメインにお話しさせていただきました。
工事をする際に、板金技能士がいるところに頼むのかどうかも全てあなた次第です。
ご覧いただき、ありがとうございました。













