【防水工事解説】雨漏りの原因と塩ビシート防水による改修方法
投稿日: 2026.8.15

【オープニング・見どころ】
場合によってはですね、爆裂と言ってスラブの下の部分が欠落してしまったりすることもあります。
こんにちは。中山コーティング営業の是です。
今回は、防水層の改修工事を行ったお客様の施工が完了しましたので、防水施工完了後の状態を撮影させていただこうと思い現場に上がっております。
それでは早速見ていきましょう。
【バルコニー防水工事解説】
もともと防水層はシート防水だったんですけれども、それを一度すべて撤去しまして、今回は塩ビシート防水にさせていただきました。
シートは新しくなっており、汚れもほとんど付いておりません。
今回僕の方は足場の上で靴を脱いで作業させていただいております。
こちらは鉄筋コンクリート造の住宅になります。
徳島県内でもさまざまな住宅がありますが、鉄筋住宅は解体しない限り長く残る建物ですので、こういったお客様の参考になればと思っております。
塩ビシート防水なんですけれども、うっすら丸い膨らみのようなものが見えると思います。
下地はコンクリートスラブになっておりまして、その下地にアンカーを打ち込み、ディスクと呼ばれる部材を固定し、塩ビシートを敷設して熱融着するという流れになっております。
端末部分もしっかり施工しており、改修用ドレンも設置しております。
立ち上がり部分に関してはウレタン塗膜防水で施工しております。
全体的に綺麗に仕上がっております。
こちらの建物はスラブ部分にH鋼があり、そこに生じた亀裂から雨水が伝い、玄関前の庇部分へ雨漏りして木下地が傷んでしまったという経緯がありました。
その部分も今回しっかり補修させていただいており、現在は水漏れのない状態になっております。
コンクリート下地に亀裂が入ると、その亀裂を通じて別の経路ができることがあります。
一箇所から枝分かれして水の流れが広がると、下地の劣化も進行していきます。
場合によっては爆裂といってコンクリートの一部が剥落することもあります。
その剥落した部分が人に当たる危険性もありますので、防水改修をご検討の方は一度しっかり確認されることをおすすめします。
また中央付近やアンテナ付近にあるダクトは、内部の湿気を外へ排出するためのもので、これにより湿気を内部に溜めず外へ逃がし、シートの剥がれや膨れを防止しています。
このような施工により、分厚いシートでしっかり保護されており、安心して使用できる状態になっております。
元々ゴムシート防水だった場合に、その上からトップコートを塗れば問題ないと説明する業者もいますが、ケースバイケースです。
ゴムシートは角がよじれやすく、よじれがある状態でその部分だけを補修しコーキングで止めるような施工をするケースもありますが、これはあくまで一時的な処置です。
長期間維持することは難しく、コーキング部分も劣化してきます。
そのため長持ちさせるためには、しっかりとした防水層を設け、適切な施工を行う必要があります。
簡易的に安く済ませたいというご要望もありますが、内容によっては対応できない場合もあります。
一時的に安く済んだとしても、再び同じ不具合が発生する可能性が高いため、下地からやり直す必要があるケースでは、すべてのシートを撤去し新規防水層へ改修することをおすすめします。
【まとめ】
今後、小松島の方でも同様にゴムシート防水の浮きや膨れが発生している現場の施工を予定しております。
鉄筋コンクリート住宅はまだまだ多く存在しますので、防水改修をご検討の際はぜひ中山コーティングも選択肢に入れていただければと思います。
今回は塩ビシート防水についてご説明させていただきました。
一級建築士がいる安心な塗装専門店、中山コーティングの塗装専門家コラムを最後までご覧いただきありがとうございました。
少しでも参考になれば幸いです。
ご質問やご相談があれば、お気軽にお問い合わせくださいませ。













