雨漏りなのか?漏水なのか? – 株式会社中山コーティング

雨漏りなのか?漏水なのか?

投稿日:

遡ること約一ヶ月前。

一本のお問い合わせの電話。

 

 

「お店の前を通ったら雨漏り119の看板が見えたので連絡しました。雨漏り修理お願いします。」と。

 

最近、強風を伴う雨からの雨漏り調査のご依頼も多かった事もあり、僕達は徳島県某所にてオーナー様と現地で待ち合わせお話しをお聞きしました。

 

一番最初に雨漏りに気づいたのは1Fのテナント様。

 

2階へ上がるとポタポタと音がし、覗いてみると壁伝いに水滴があり床はビショビショだったと…

 

雨の日や晴れ間でも水滴があり溜まったては雨の日がありで雨漏りと思われたみたいです。

 

それから、一行に止まらない雨漏りでオーナー様へ連絡。

 

オーナー様は何処に見てもらえば分からなったのでチラシなどで調べ、リーフォーム会社へ連絡。

 

リフォーム会社さんも調査などを行ないましたが、結果一ヶ月位待たされ、出た結果は雨漏りなのか?漏水なのか?分からないとの『返答』だったみたいです。

 

原因も分からず放置は出来なくリフォーム会社さんを断り、たまたま通った時に見かけた119看板から今回、ご縁を頂く事となりました。

 

ここから、何故一ヶ月近くかかったかをご説明します。

 

まずは雨漏りも疑いました。本当に雨が続いた月でもありましたからね^^;(我々、塗装屋は仕事になりませんでした汗)

 

まずは雨漏り箇所であろう場所の確認。ふむふむ なるほどなと、屋上へ移動。

雨漏り箇所 徳島県雨漏り?漏水?

 

屋上へ上がると傷んではいるものの、雨水が入ってから漏水箇所までの何かがおかしすぎる!と長年の感が言っている…

屋上防水 雨漏りではない 徳島

 

 

1F・2Fテナント様とのお話しを伺い、まとめてみると雨漏りではない!!と僕もサーモグラファーの嫁も判断させていただきました。

そこから調査開始です。まずは晴れ間が続いた日・雨の日も関係なく漏れているのか?それとも纏まった雨の日に水が染みこみ、溜まった水がでてきているのか?が分からなければ、お見積書を作成することも出来ません。

毎日、見に行き、どんどん絞っていきました。

 

すると、1階と2階は同じ箇所へ水が落ち3階には落ちていない。

※3階は空き家になっています

 

だが、毎日ある一定の間隔で(3~5秒)水が落ちてきている事が判明。

 

絞っていった先に辿り着いたのが水道の配管

 

まずは外のバルブを閉めるも水滴は止まらない…

 

3Fのバルブを閉めるも止まらない。

 

最終的に残ったのが2階から三階へ通っている配管が何処かで破裂などをおこしキーストンプレートに溜まり、溜まったのが、一定で出てきているとの見解。

 

ここで、初めてお客様へお見積りを作成し提出できます。雨漏りもそうですが、ここだろうからコーキング代、塗装で止めれますますので塗装代、上から貼ればなんとかなり止まりますよでサイディング代等、的な事は一切しません。

まずは場所を確実に突き止め、根拠があってからお見積りを提出させていただいてます。お客様も余分な費用も掛けず捻出せずに適正な価額でお見積りを提出させていただきますのでご安心下さい。

 

 

そして本日、作業へ。

 

築年数が古いこともあり立面図・平明図等の資料もなく鉄筋造の建物なので、シンクの流し台を撤去しコンクリートの中を通っている配管を追いました。

キッチン撤去キッチン撤去後

トイレを、はつってみると…

トイレ撤去

いました…びちゃびちゃになって皆を困らせていたパイプが!!

パイプの緩み

雨漏りなの?漏水なの?の答えは「漏水」。

キーストンプレートの中を通っている塩ビパイプが緩んでおり、チョビチョビ水が出ていたのがコンクリートに染みこむ→何年も溜まった水が排出箇所を求め、キーストンと外壁との取り合いから(隙間)から出始め漏水にテナント様が気付いた経緯になります。

 

オーナー様も原因が分かりホッとしていました^^

 

資産価値を下げず建物を守る事ができたな!と本日ブログ更新中です<(`・ω・´)

 

 

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